Claude おすすめスキル
ノウハウ

Claudeのおすすめスキル|公式スキルを業務別に紹介

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公開 2026-09-28

Claudeのスキルは、作業の手順や判断基準をまとめたファイルで、依頼の内容に合わせてClaudeが自動で読み込みます。Anthropicは公式スキルを無料で公開しており、Word・Excel・PowerPoint・PDFを作るスキルは最初から使えます。

この記事では、営業のaccount-research、マーケティングのdraft-content、開発のfrontend-designなど、業務別におすすめのスキルを紹介します。

Claudeのスキルとは

スキルは、特定の作業の進め方をClaudeに教えるファイルです。中身は、手順や判断基準を書いたSKILL.mdというファイルと、必要に応じて添えるスクリプトやテンプレートで、1つのフォルダにまとまっています。

Claudeは依頼を受けると、手元のスキルの説明文と照らし合わせ、合うものがあればその手順に沿って作業します。「議事録をWordにまとめて」と頼めばWord作成のスキルが、「この会社を調べて」と頼めば企業調査のスキルが呼び出されます。

スキルは、チャット(claude.ai・Claudeアプリ)、Cowork、Claude Codeで使えます。チャットで使うには、設定でコード実行を有効にしておく必要があります。

Claudeのスキルは「最初から使える」と「追加して使う」の2種類

公式スキルの中にも、何もしなくても使えるものと、自分で追加するものがあります。

最初から使えるスキル|文書作成とClaude Codeの組み込みスキル

チャットとCoworkでは、Word(docx)・Excel(xlsx)・PowerPoint(pptx)・PDF(pdf)を扱う4つのスキルが最初から入っています。コード実行とファイル作成の設定がオンになっていれば、Claudeが必要な場面で自動的に使います。

Claude Codeには、開発作業向けのスキルが組み込まれています。スラッシュ(/)に続けてスキル名を入力すると呼び出せます。

スキル できること
/code-review 変更したコードの不具合や改善点を確認する
/verify コードが正しく動くかを確かめる
/debug エラーの原因を調べる
/loop 同じ指示を決まった間隔でくり返し実行する
/dataviz グラフやダッシュボードのデザインを整える
/claude-api Claude APIを使う開発の参考資料を読み込む

追加して使うスキル|公式とコミュニティ製の入れ方

最初から入っているもの以外の公式スキルは、使う環境ごとに追加します。

環境 追加の方法
チャット・Cowork サイドバーの「カスタマイズ」から「スキル」を開き、一覧から追加する
Cowork(営業・マーケティングなど) プラグインの一覧(claude.com/plugins)から、業務別のプラグインを追加する
Claude Code /plugin コマンドでマーケットプレイスを登録し、プラグインを追加する

営業とマーケティングのスキルは、スキル単体ではなく「sales」「marketing」というプラグインにまとめて配布されています。1つのプラグインを追加すると、その業務のスキルがまとめて使えるようになります。Claude Codeでは、次のコマンドで追加します。

/plugin marketplace add anthropics/skills /plugin marketplace add anthropics/knowledge-work-plugins /plugin install sales@knowledge-work-plugins

公式以外に、個人や企業がGitHubなどで公開しているコミュニティ製のスキルもあります。入れ方は同じですが、スキルはClaudeにファイル操作やコードの実行をさせられるため、Anthropicは信頼できる入手元のものだけを使うよう注意を促しています。コミュニティ製のスキルを入れる前には、SKILL.mdと同梱のスクリプトに、目的と関係のない処理が書かれていないかを確認しましょう。

日常業務に使えるおすすめスキル

資料作成や社内連絡など、職種を問わず使う場面の多いスキルです。

docx・xlsx・pptx・pdf|文書ファイル作成と編集

Word・Excel・PowerPoint・PDFのファイルを、作成から編集まで扱えるスキルです。「この議事録を見出し付きのWordにして」「売上データを月別に集計したExcelを作って」のように頼むと、ダウンロードできるファイルで返ってきます。

新しく作るだけでなく、手元のファイルを渡して直してもらうこともできます。Wordの変更履歴やコメントの扱い、PowerPointのテンプレートに沿ったスライド作成、PDFの結合・分割やフォームへの入力にも対応しています。

doc-coauthoring|企画書や仕様書の共同作成

企画書・仕様書・意思決定の記録など、構成のある文書をClaudeと一緒に書き上げるためのスキルです。いきなり全文を書かせるのではなく、必要な背景を聞き取り、下書きを直しながら仕上げ、最後に読み手に伝わるかを確かめる流れで進みます。

前提の共有が不十分なまま書かせると的外れな文書になりやすい、込み入った企画書に向いています。

internal-comms|週報や社内告知の作成

週報、経営層への報告、社内報、障害報告、プロジェクトの進捗報告など、社内向けの文書を書くためのスキルです。報告の種類ごとに書き方の型を持っており、「今週の進捗を週報にまとめて」と頼むと、その型に沿って書きます。

自社で決まっている書式があれば、スキルの中の型を書き換えて合わせることもできます。

営業に使えるおすすめスキル

営業のスキルは、salesプラグインに30以上含まれています。ここでは、商談の前後で使う場面の多い3つを紹介します。CRM(顧客管理システム)などを接続すると、社内の記録も参照して作業します。

account-research|商談前の企業調査

見込み客の企業や担当者について調べるスキルです。「〇〇社を調べて」と頼むと、会社の概要、最近のニュース、いま重視していそうなこと、自社の理想の顧客像にどれだけ合うかをまとめます。

call-prep|商談の準備

商談の前に目を通す資料を作るスキルです。「明日の〇〇社との打ち合わせの準備をして」と頼むと、参加者やこれまでの取引の経緯、前回の商談の内容、進行中の案件の状況、聞いておくべき質問をまとめます。

前回の商談内容は、会議の文字起こしなどを接続している場合に参照されます。

draft-outreach|営業メールの下書き

見込み客に送る営業メールを下書きするスキルです。相手の企業や担当者に合わせた内容で書き、1通だけでなく、数回に分けて送るフォローアップメールの一連の文面も作れます。

下書きはメールの下書きとして保存され、送る前に内容を確認できます。

マーケティングに使えるおすすめスキル

マーケティングのスキルは、marketingプラグインに8つ含まれています。そのうち、コンテンツ制作と施策の計画に使う3つを紹介します。

draft-content|記事やSNS投稿の下書き

ブログ記事、SNS投稿、メールマガジン、ランディングページ、プレスリリース、導入事例などの下書きを作るスキルです。媒体ごとの書き方に合わせて整え、見出しや件名の候補も出します。

1つのメッセージを、ブログ用・SNS用・メール用に書き分けたいときにも使えます。

campaign-plan|キャンペーンの企画

製品の発売や見込み客の獲得などのキャンペーンについて、企画書を作るスキルです。目的、対象、伝えるメッセージ、使うチャネル、週ごとのコンテンツ予定、成果の測り方までを1つにまとめます。

「来月の新機能リリースに合わせてキャンペーンを企画して」のように、目標を伝えるところから始められます。

seo-audit|SEOの課題の洗い出し

サイトのSEOの状態を点検するスキルです。キーワード調査、ページごとの分析、競合にあって自社にないコンテンツ、技術的な問題の確認を行い、すぐにできる改善と時間をかけて取り組む施策に分けて優先順位を付けます。

開発業務に使えるおすすめスキル

開発向けのスキルは、主にClaude Codeで使います。公式スキル4つと、コミュニティ製スキル1つを紹介します。

frontend-design|Webページや画面のデザイン

Webページやアプリの画面を作るときに、デザインの方向性、文字の選び方、配色などを決めるためのスキルです。Claudeに画面を作らせると、どこかで見たような無難な見た目になりがちですが、このスキルは意図のあるデザインに寄せるための指針を持っています。

webapp-testing|Webアプリの動作確認

開発中のWebアプリを、ブラウザを操作して確かめるスキルです。Playwrightというブラウザ操作の仕組みを使い、画面の動作確認、表示の不具合の調査、スクリーンショットの取得、ブラウザのログの確認を行います。

mcp-builder|外部サービスと連携するMCPサーバーの作成

MCPサーバーを作るためのスキルです。MCPサーバーは、Claudeを社内システムや外部のサービスとつなぐためのプログラムで、このスキルはその設計と実装の手順を示します。PythonとTypeScriptのどちらで作る場合にも対応しています。

skill-creator|オリジナルスキルの作成

新しいスキルを作るためのスキルです。チャットで「〇〇をするスキルを作りたい」と頼むと、何をさせたいか、どんな頼み方で呼び出すかを聞き取り、SKILL.mdの下書き、テスト、修正までを一緒に進めます。既存のスキルの改善や、呼び出されやすい説明文への調整にも使えます。

チャットでも使えるので、開発者でなくても自分の業務に合わせたスキルを作れます。

Superpowers|開発の進め方をまとめたコミュニティ製スキル

Superpowersは、ソフトウェア開発の進め方を複数のスキルにまとめたコミュニティ製のプラグインです。Claude Codeで何かを作り始めると、すぐにコードを書くのではなく、まず何を作りたいのかを聞き取って仕様を固め、実装計画を立ててから、テストを書きながら実装を進めます。

Claudeの公式プラグインマーケットプレイスに登録されており、Claude Codeから追加できます。

Claudeのスキルに関するよくある質問

Claudeのスキルについて、よくある質問をまとめました。

Q1. docxやpptxのスキルは指定しなくても動く?

指定しなくても動きます。コード実行とファイル作成の設定がオンになっていれば、「スライドにまとめて」「Excelで出して」といった依頼に合わせて、Claudeが自動でスキルを使います。

Q2. スキルは無料で使える?

公式スキルは無料で公開されています。Anthropicのヘルプでも、スキルの機能はFree・Pro・Max・Team・Enterpriseの各プランで使えると記載があります。ただし、チャットでスキルを使うにはコード実行の有効化が必要です。

Claude スキル

Q3. スキルをたくさん入れると動作が重くなる?

多く入れても、動作への影響は小さく抑えられています。Claudeが会話の最初に読み込むのは各スキルの名前と短い説明文だけで、手順が書かれた本文は、そのスキルを使うときに初めて読み込まれるためです。

Q4. スキルとプラグインの違いは?

スキルは1つの作業の進め方をまとめたもので、プラグインは複数のスキルなどをまとめて配布する単位です。営業向けのsalesプラグインのように、1つのプラグインを追加すると、その中のスキルをまとめて使えるようになります。

Q5. 作ったスキルをチームで共有できる?

チャットで追加したスキルは、追加した本人だけが使えます。TeamプランとEnterpriseプランでは、組織のオーナーがスキルを全員に配布でき、配布されたスキルは各メンバーのスキル一覧に表示されます。Claude Codeでは、プロジェクトの .claude/skills/ フォルダに置いたスキルを、そのリポジトリを使うメンバーでの共有が可能です。

まとめ

Claudeの公式スキルは無料で公開されており、Word・Excel・PowerPoint・PDFのスキルは設定をオンにするだけで使えます。営業やマーケティングのスキルはプラグインを、開発のスキルはClaude Codeにマーケットプレイスを登録して追加します。

まずは普段の業務に近いものを1つ選んで追加し、いつもどおりの頼み方で使ってみてください。

この記事の監修者

小杉 啓太

小杉 啓太

監修

株式会社みずかげ製作所 代表取締役

慶應義塾大学理工学部にてCNNによる画像分類を研究。エンジニアリング視点を持ったWebマーケターとして、SEO戦略立案から1,000本以上の記事校閲・編集まで幅広く経験。 ClaudeやCodexによる高度なWeb開発や、n8n・Google Workspace Studioを活用した最新の業務自動化ノウハウを武器に、IT・マーケティング分野の専門的で信頼性の高いコンテンツ監修を手掛ける。

専門領域 JDLA G検定 2020 #3

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