Gemini Notebook共有
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Gemini Notebookの共有方法は3種類。共有手順とできないときの対処法

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公開 2026-10-12

Gemini Notebook(旧NotebookLM)で作ったノートブックを社内や取引先に共有したいことも多いのではないでしょうか。
ノートブックは右上の「共有」からメールで相手を招待するか、リンクを渡すことで共有可能です。

本記事では、共有の手順や会社のアカウントで社外と共有できない場合の対処まで解説します。

Gemini Notebookの共有方法は3つ

ここでは、Gemini Notebookの共有方法と相手に共有される内容について説明します。

3通りの共有方法

Gemini Notebookの共有方法は、特定の人をメールで招待する、リンクを使用して公開する、音声解説やスライドなどの成果物だけを共有の3つです。

チームで同じノートブックを使う、研修の受講者に公開するなど、目的に合わせて選びます。

方法 向いている場面 相手に必要なもの
メールで招待 特定の同僚やチームと使う。ソースの追加もしてもらう Googleアカウント
リンクで共有(公開ノートブック) 受講者など、多くの人に見せる Googleアカウント
成果物だけを共有 音声解説やスライドだけを渡したい 不要(ログインせずに見られる)

共有されるものとされないもの

ノートブックを共有した場合、相手はソース、メモ、Studioで作った成果物を確認できます。
一方、自分がチャットで質問した履歴は本人にだけ表示され、共有相手には見えません。

  • 共有されるもの:ソース、メモ、Studioの成果物
  • 共有されないもの:自分のチャット履歴

メールで招待してGemini Notebookを共有する手順

ここでは、メールで招待する手順と、共有時の閲覧者・編集者の設定について解説します。

メールで招待する手順

特定の人とノートブックを共有するときは、相手のメールアドレスを指定して招待します。

  1. 共有したいノートブックを開く
  2. 右上の「共有」を選ぶ
  3. 相手のメールアドレスを入力する
  4. 権限を「閲覧者」または「編集者」から選ぶ
  5. 招待を送信する

個人のGmailアカウントからは、1つのノートブックを最大50人まで共有できます。Googleグループを宛先に指定することはできません。

閲覧者と編集者の違い

権限は「閲覧者」と「編集者」の2種類です。
主な違いは、ソースやメモを編集できるか、ほかの人にも共有できるかです。

閲覧者 編集者
ソース・メモを見る できる できる
ソース・メモを追加・削除する できない できる
ほかの人に共有する できない できる

迷った場合は、まず閲覧者として共有し、ソースの追加などを任せる必要が出てから編集者に変更すると安全です。

編集者はほかの人にも共有できるため、社外の相手には閲覧者として共有することをおすすめします。

リンクでGemini Notebookを公開する手順

多くの人に見てもらう場合は、ノートブックを公開してリンクを共有します。
アクセスを「リンクを知っている全員」に変更すると、リンクを知っているGoogleアカウントのユーザーであれば誰でもノートブックを閲覧できるようになります。

リンクでの公開手順

  1. ノートブックを開き、右上の「共有」を選ぶ
  2. アクセスを「制限付き」から「リンクを知っている全員」に変える
  3. リンクをコピーして相手に渡す

公開のリンクを作れるのは、ノートブックのオーナーと編集者だけです。
リンクからアクセスした人は、ソースについて質問したり、オーナーや編集者が作成した音声解説などの成果物を閲覧したりできます。

ノートブックを4人以上と共有し、直近7日のあいだにチャットでの質問があると、「分析」で1日あたりの利用者数と質問数を確認できます。
公開したノートブックの分析を見られるのは、有料プランのオーナーだけです。

チャットビューへのリンクで共有する

共有の画面で「チャットビューへのリンクをコピー」を選ぶと、チャットを中心に表示するリンクを共有できます。
ソースを直接読んでもらうより、ノートブックに質問して情報を確認してもらいたい場合に向いています。

ただし、チャットビューはソースを画面上で見えにくくする機能であり、アクセス自体を制限するものではありません。
公式ヘルプは、チャットビューでも閲覧者がソースや成果物にアクセスできる場合があると説明されています。

見せたくない資料がある場合は、共有前にノートブックのソースから外しておきましょう。
なお、アカウントやプランによっては、チャットビューのメニューが表示されない場合があります。

Studioでの成果物のみを共有する

ノートブックを公開しているオーナーは、スライド資料、音声解説、レポートなど、Studioで作成した成果物へのリンクを共有できます。
成果物のリンクは、相手がGoogleアカウントにログインしていなくても閲覧できます。

成果物のリンクを共有するには、あらかじめノートブックを公開しておく必要があります。
会社のGoogle Workspaceアカウントでは、管理者が公開を許可していない場合、ノートブックを公開できないため成果物のリンクも利用できません。
その場合は、成果物をファイルとしてダウンロードして共有します。

ノートブック自体を見せずに成果物だけを渡したい場合も、ファイルとして共有するのがおすすめです。

スライド資料はPDFまたはPowerPoint(.pptx)でダウンロードできます。

スマートフォンのアプリでは、動画解説を開き、画面上部の共有アイコンから共有できます。

Gemini Notebookの共有を解除する・権限を変更する

共有を停止する方法には、特定の相手の権限を削除する方法と、公開そのものを停止する方法があります。

特定の相手の権限を変更したり共有を解除したりする場合は、「共有」を開き、相手の名前の横にある権限の表示から変更または削除します。

公開を停止する場合は、アクセスを「リンクを知っている全員」から「制限付き」に戻します。
「制限付き」に戻すと、以前に配ったリンクからはノートブックを開けなくなります。

なお、共有中に相手がノートブックのコピーを作成していた場合、そのコピーがどう扱われるかは公式ヘルプに明記されていません。
コピーされたくない場合は、共有前に設定を確認しておきましょう。

Gemini Notebookで共有できないときの原因と対処法

共有できない場合は、使用しているアカウントの種類、共有相手のアカウント、共有人数、利用端末などが原因として考えられます。

会社のアカウントで組織外と共有できない

会社のGoogle Workspaceアカウントでは、初期設定のままでは組織外の人とノートブックを共有できません。利用者自身でこの制限を解除することはできず、管理者による設定が必要です。

以前は、管理者が設定できるのはGemini Notebook自体の利用可否のみで、組織外との共有を許可する設定はありませんでした。
現在(2026年10月時点)は、管理者が組織外との共有範囲を設定できるようになっています。

外部との共有の設定 できること
オフ(初期設定) 組織外とは共有できない
許可リスト登録済みドメイン 指定したドメインのメールアドレスとだけ共有できる
オン 組織外の任意のメールアドレスと共有できる
オン+「一般公開の共有」 リンクを知っている全員への公開(公開ノートブック)もできる

管理者ではない利用者が社外と共有したい場合は、管理者に設定の変更を依頼します。

設定は部署ごとに変更できるため、「特定の取引先のドメインのみ」「特定の部署のみ」といった範囲で依頼することも可能です。

「共有」のボタン自体が見当たらない場合は、管理者がGemini Notebookを使えない設定にしている可能性があります。この場合も管理者に確認しましょう。

管理者が組織外との共有を許可する手順

管理者は、Google管理コンソールで組織外との共有を設定します。操作には「Geminiの『設定』管理者権限」が必要です。

  1. Google管理コンソールにログインする
  2. メニューから「生成AI」>「Gemini Notebook」を開く
  3. 一部の部署だけに許可する場合は、左側で組織部門を選び、「オーバーライド」をクリックする
  4. 「(組織名)の外部との共有」で「オフ」「許可リスト登録済みドメイン」「オン」のいずれかを選ぶ
  5. 公開ノートブックも許可する場合は、「一般公開の共有」をオンにする
  6. 「保存」をクリックする

組織全体に同じ設定を適用する場合は、手順3で最上位の組織部門のまま進めます。
「許可リスト登録済みドメイン」を選んだ場合は、編集アイコンから共有を許可するドメインを設定します。

共有先が決まっている場合は、「許可リスト登録済みドメイン」、不特定多数との共有が必要な場合は「オン」が候補になります。「一般公開の共有」を有効にすると、リンクが転送された相手もアクセスできるため、必要な部署に限定して許可するのが安全です。

許可する前に、社外に出してよい情報の範囲を社内で決めておきましょう。

相手がGoogleアカウントを持っていない

ノートブックそのものを共有する場合は、招待とリンク共有のどちらでも、相手にGoogleアカウントが必要です。
相手がGoogleアカウントを持っていない場合は、アカウントを作成してもらうか、成果物の共有のみにしましょう。

Googleグループや50人を超える相手と共有したい

個人のGmailアカウントでは、1つのノートブックを共有できる相手は最大50人で、Googleグループを共有先に指定することもできません。
多くの人に見せたい場合は、個別に招待するのではなく、リンクで共有します。

なお、Google Play ブックスで購入した電子書籍をソースにして作った成果物があるノートブックは、公開して共有することができません。

Gemini Notebookを共有する前に確認すること

共有したノートブックのソースは、相手が読める前提で考えます。共有する前に、中身と設定を次の点で確認しましょう。

  • ソースに機密情報・個人情報が含まれていないか
  • チャットビューで渡そうとしていないか
  • 「コピーを許可」がオンになっていないか
  • 社外の人を編集者にしていないか
  • 使い終わった公開リンクが残っていないか

閲覧者でもソースを確認できます。見せたくない資料は、共有前にノートブックのソースから外しましょう。
また、チャットビューはソースを画面上で隠すだけで、アクセス自体を制限するものではありません。
「コピーを許可」は、共有相手によるノートブックの複製を許可する設定です。必要がなければチェックを外しておきましょう。

公開リンクの見直しもポイントです。転送されると想定外の人にも届く可能性がある「編集者」権限の相手は必要最低限にとどめ、配布が終わったらアクセスを「制限付き」に戻しましょう。

社外に出す場合は、会社の情報管理のルールと、ソースにした資料の著作権もあわせて確認しましょう。
入力したデータがAIの学習に使われるかどうかは、以下の記事で説明しています。

Gemini Notebookの共有は相手と目的で方法を選ぶ

Gemini Notebookのノートブックは、特定の人とはメールで招待し、多くの人に公開する場合はリンクで共有します。
音声解説やスライドなどの成果物だけを渡したい場合は、成果物のリンクか、ダウンロードしたファイルを利用します。これらの方法なら、自分のチャット履歴は相手に見えません。

会社のGoogle Workspaceアカウントで社外と共有できない場合は、初期設定で組織外との共有が無効になっている可能性があります。
この設定は、利用者自身では変更できないため、共有先のドメインと利用目的を添えて、管理者に設定変更を依頼しましょう。

まずは閲覧者の権限で1人に共有し、相手の画面でどのように表示されるのかを確認してから、共有範囲を広げると安心です。

この記事の監修者

小杉 啓太

小杉 啓太

監修

株式会社みずかげ製作所 代表取締役

慶應義塾大学理工学部にてCNNによる画像分類を研究。エンジニアリング視点を持ったWebマーケターとして、SEO戦略立案から1,000本以上の記事校閲・編集まで幅広く経験。 ClaudeやCodexによる高度なWeb開発や、n8n・Google Workspace Studioを活用した最新の業務自動化ノウハウを武器に、IT・マーケティング分野の専門的で信頼性の高いコンテンツ監修を手掛ける。

専門領域 JDLA G検定 2020 #3

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