Claude 定期実行
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Claudeで定期実行するには?スケジュールタスクの設定方法と使い分け

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公開 2026-10-15 更新 2026-10-17

毎朝のニュースチェックや週次レポートのたびに、Claudeに同じお願いを打ち込むのが手間だと感じていないでしょうか。Claudeのスケジュールタスクを使えば、一度頼むだけで決まった時刻に作業を自動で実行でき、PCを閉じていても動かせます。

この記事では、Claudeで定期実行する方法と選び方、スケジュールタスクの設定手順、設定のコツを解説します。

Claudeで定期実行する方法と選び方

Claudeで作業を定期実行する方法はいくつかあり、どこで動くかによって、PCを閉じていても動くか、手元のファイルを使えるかが変わります。

 

方法 動く場所 PCを閉じていても動くか 手元のファイル 向いている作業
スケジュールタスク(Claude、Cowork) リモート 動く(手元のファイルやアプリを使うタスクを除く) フォルダを指定すれば使える(PC上で実行) 日報、レポート、定期的な情報収集
デスクトップのローカルタスク(Claude Code) 自分のPC 動かない 使える 手元のファイルやツールを使う作業
ルーティン(Claude Code) Anthropicのクラウド 動く 使えない(GitHubのリポジトリを使う) リポジトリでの作業、GitHubのイベントへの対応
/loop(Claude Code) 自分のPC 動かない 使える 作業中の一時的な繰り返し
claude -p とcron、GitHub Actions スケジューラーを動かす環境 環境による 環境による 開発チームの自動化

業務の自動化なら、まずスケジュールタスクを使いましょう。会話で頼むだけで作れ、Slackやメール、Googleドライブなどのコネクタを使う作業はリモートで実行されるため、PCを閉じていても動きます。ただし、手元のフォルダのファイルやPCのアプリを使うタスクは、PC上でしか動きません。

手元のファイルやツールを使う作業を決まった時刻に動かしたいときは、Claude Codeのデスクトップアプリのローカルタスクが向いています。ルーティン、/loop、claude -p はGitHubのリポジトリやターミナルを使う開発者向けの方法で、後半でまとめて紹介します。

出典:Claude Code Docs「スケジュールに従ってプロンプトを実行する」

Claudeのスケジュールタスクで定期実行する手順

スケジュールタスクは、指示を一度保存しておくと、Claudeが決めたペースで実行し、結果を毎回届けてくれる機能です。Pro、Max、Team、Enterpriseの有料プランで使えます。公式ヘルプでは、次のような用途が挙げられています。

  • 日報(過去24時間のSlack、メール、カレンダーのまとめ)
  • 週次レポート(Googleドライブやスプレッドシートのデータの集計)
  • 定期的なリサーチ(業界ニュースや競合の動向)
  • ファイル整理
  • チームの進捗のまとめ

スケジュールタスクからは、接続したコネクタ、スキル、プラグインも使えます。

スケジュールタスクはリモートで実行されると案内されており、PCがスリープしていても、Claudeのデスクトップアプリを閉じていても、スケジュールどおりに動きます。作り方は、会話で頼む方法と、画面から手動で入力する方法の2通りです。

TeamやEnterpriseでは、組織の設定によって扱いが異なる場合があります。

会話で頼んでスケジュールタスクを作る

新しい画面(メッセージ欄に「Chat」と「Cowork」の切り替えが表示されない画面)では、どの会話からでもスケジュールタスクを作れます。

  1. 作業の内容と頻度を伝える(例:「毎週月曜日の午前9時に、チームのSlackチャンネルの先週のメッセージをまとめて」)
  2. Claudeからの質問に答える
  3. Claudeが提案するタスク名、スケジュール、指示を確認し、「Schedule」をクリックする

Coworkの画面では、左のサイドバーの「Scheduled」を開き、右上の「New task」から「Create with Claude」を選びます。Claudeに頼むための入力が自動で入った状態で始まるので、あとは同じように質問に答え、内容を確認して「Schedule」をクリックします。

「Scheduled」の画面から手動で作る

指示やスケジュールを自分で入力したいときは、手動で設定します。

  1. 左のサイドバーの「Scheduled」を開く
  2. 右上の「New task」から「Set up manually」を選ぶ
  3. タスク名、指示(プロンプト)、承認モード、頻度を入力する
  4. 必要に応じて、使うモデルと作業するフォルダを選ぶ
  5. 「Save」をクリックする

頻度は、時間ごと、毎日、毎週、平日、手動から選べます。手動にしたタスクは、スケジュールでは動かず、実行したいときにだけ動かす使い方になります。

作業するフォルダを指定して手元のファイルを使うタスクは、PC上でしか実行されません。PCを閉じていても動かしたい作業は、コネクタだけで完結する指示にしておきましょう。

実行結果の確認と一時停止

スケジュールタスクは、実行のたびに独立したセッションとして動きます。結果ができあがったら、ほかのタスクと同じようにセッションを開いて確認しましょう。

左のサイドバーの「Scheduled」では、作ったタスクの一覧と、これからの実行予定、過去の実行を確認できます。タスクをクリックすると、指示や頻度を編集できます。しばらく止めたいときは一時停止し、不要になったら削除しましょう。次の予定を待たずに、その場で実行することもできます。

Claude Codeのデスクトップアプリでの定期実行

PCのフォルダにあるファイルや、PCに入れたツールを使う作業は、Claude Codeのデスクトップアプリのローカルタスクで定期実行できます。決めた時刻になると新しいセッションが自動で始まり、指示した作業を実行します。

  1. デスクトップアプリの「Code」タブで、サイドバー(またはサイドバーの「More」メニュー)の「Routines」をクリックする
  2. 「New routine」をクリックし、「Local」を選ぶ
  3. タスクの名前(Name)、短い説明(Description)、実行する指示(Instructions)を入力する
  4. 作業するフォルダを選び、スケジュール(Schedule)を設定する

「Routines」の画面ではクラウドで動くルーティンも作れるため、手元で動かすときは「Local」を選びましょう。普段の会話で「毎朝9時に〜するタスクを作って」と頼んでも作れます。

スケジュールは、手動(Manual)、1時間ごと(Hourly)、毎日(Daily)、平日(Weekdays)、毎週(Weekly)から選びます。15分ごとや毎月1日のように選択肢にない間隔は、会話で頼めば設定できます。

ローカルタスクが動くのは、デスクトップアプリが起動していて、PCが起きている間だけです。予定の時刻にPCがスリープしていると、その回はスキップされます。アプリを起動したときやPCが復帰したときに、過去7日間に実行されなかった回があれば、直近の1回だけが実行されます。アプリの「Settings」>「This computer」>「System」で「Keep computer awake」をオンにすると、操作しない間のスリープを防げますが、ノートPCのふたを閉じるとスリープします。

タスクの実行中に、許可していないツールが必要になると、承認するまで作業が止まります。タスクを作ったら一度「Run now」で実行し、表示された確認に「常に許可」を選んでおきましょう。以降の実行では、同じツールが確認なしで使われます。

作ったタスクは、「Routines」の一覧からクリックして詳細ページを開くと管理可能です。「Status」でActiveとPausedを切り替えると、タスクを残したまま実行を止められます。過去の実行の履歴では、スキップされた回とその理由も確認できます。

出典:Claude Code Docs「Claude Code Desktop でスケジュール設定されたタスクを実行する」

開発者向けのClaudeの定期実行の方法

ここまでの2つの方法のほかに、Claude Codeには開発者向けの定期実行の方法として、ルーティン、/loop、claude -p があります。ビジネス職の業務の自動化なら、スケジュールタスクかデスクトップのローカルタスクで十分です。

ルーティンは、指示、GitHubのリポジトリ、コネクタをまとめて保存し、Anthropicのクラウドで実行する仕組みです。スケジュールのほか、APIの呼び出しやGitHubのイベント(プルリクエストの作成など)をきっかけに動かせます。

作成はclaude.ai/code/routines、デスクトップアプリの「New routine」で「Cloud」を選ぶ方法、CLIでは「/schedule」から行え、最短の間隔は1時間です。ルーティンは承認を求めずに動くため、含めるコネクタは必要なものだけにしましょう。

/loopは、開いているClaude Codeのセッションの中で、指示を一定の間隔で繰り返す機能です。「/loop 5m デプロイが終わったか確認して」のように、間隔と指示を続けて入力します。セッションを閉じると止まり、定期的なタスクは作成から7日で自動的に終わるため、毎日の業務の自動化には向きません。

claude -p は、Claude Codeを対話なしで1回実行して終わるコマンドです。このコマンドをOSのスケジューラー(cronやlaunchd)やGitHub Actionsのスケジュール実行から呼び出せば、決まった時刻に動かせます。

Claudeの定期実行で失敗しないための設定のコツ

定期実行は、人が見ていない間にClaudeが作業します。設定の段階で次の4点を押さえておくと、思わぬ動きや失敗の見落としを防げます。

  1. 指示はそれだけで伝わる内容にする
  2. 遅れて実行されたときの扱いを書いておく
  3. 許可とコネクタは必要なものだけにする
  4. 実行結果を開いて確認する

1つ目は、指示の書き方です。定期実行は毎回新しいセッションで動き、それまでの会話を覚えていません。何をするか、どの情報を使うか、何ができれば完了かを、指示の中に書いておきましょう。

2つ目は、遅れて動いた場合への備えです。デスクトップのローカルタスクは、PCがスリープしていると、復帰したときに遅れて実行されます。「午後5時を過ぎていたら、レビューはせずに概要だけ送る」のように、時刻がずれたときの扱いを指示に入れておきます。

3つ目は、任せる範囲です。ファイルの削除や外部へのメッセージ送信のように、取り消しにくい操作は、無人の実行で自動的に許可しないようにしましょう。ルーティンのように承認を求めずに動く方法では、使えるコネクタを絞っておくことが、そのまま任せる範囲の制限になります。

4つ目は、結果の確認です。実行ごとのセッションを開けば、Claudeが実際に何をしたかがわかります。完了の表示だけで判断せず、最初の数回は中身まで確認し、指示を調整しましょう。

Claudeの定期実行に関するよくある質問

Claudeの定期実行について、料金や実行のタイミング、確認の方法などのよくある質問に答えます。

Q1. Claudeの定期実行は無料で使えますか?

スケジュールタスクは、Pro、Max、Team、Enterpriseの有料プランの機能として案内されています。デスクトップのローカルタスクやルーティンも、Claude Codeを使えるプランの機能です。

定期実行も、実行のたびにプランの使用量を消費します。ルーティンには、使用量とは別に、スケジュール実行は1アカウントあたり1時間に100回などの回数の上限があります。使用量の上限の仕組みは「Claudeの制限を解説!5時間・週間の上限の仕組みとプラン別の違い」で解説しています。

Q2. 設定した時刻ちょうどに実行されますか?

数分遅れて始まることがあります。デスクトップのローカルタスクは、多くのタスクが同時に動かないように、予定時刻からずらすことも多いです。ずれ幅はタスクごとに決まっていて、同じタスクは毎回同じだけ遅れます。

ルーティンは、9時ちょうどのように毎時0分に設定すると、数分遅れて始まることがあります。時刻に近いタイミングで動かしたいときは、9時7分のように数分ずらした時刻に設定しましょう。

Q3. 毎月1日や15分ごとなど細かい間隔で実行できますか?

デスクトップのローカルタスクは、会話で「15分ごとに〜して」「毎月1日に〜して」と頼めば設定できます。ルーティンは、CLIの「/schedule update」でcron式(実行のタイミングを指定する書式)を設定できますが、1時間より短い間隔は指定できません。

Q4. スマートフォンから定期実行の結果を確認できますか?

ProとMaxのプランでは、ウェブとモバイルのアプリでも、左のサイドバーの「Scheduled」から実行の予定と過去の実行を確認できます。

まとめ:Claudeの定期実行はスケジュールタスクから始める

業務の自動化でClaudeを定期実行するなら、まずスケジュールタスクを使いましょう。会話で頼むだけで作れ、コネクタを使う作業ならPCを閉じていても動きます。手元のファイルやツールを使う作業は、Claude Codeのデスクトップアプリのローカルタスクで、PCが起きている間に動かします。

どの方法でも、指示はそれだけで伝わる内容にし、最初の数回は結果を開いて確認することが大切です。まずは日報作成や情報収集のような小さな作業から、スケジュールタスクを1つ作ってみましょう。

この記事の監修者

小杉 啓太

小杉 啓太

監修

株式会社みずかげ製作所 代表取締役

慶應義塾大学理工学部にてCNNによる画像分類を研究。エンジニアリング視点を持ったWebマーケターとして、SEO戦略立案から1,000本以上の記事校閲・編集まで幅広く経験。 ClaudeやCodexによる高度なWeb開発や、n8n・Google Workspace Studioを活用した最新の業務自動化ノウハウを武器に、IT・マーケティング分野の専門的で信頼性の高いコンテンツ監修を手掛ける。

専門領域 JDLA G検定 2020 #3

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